ばらまき傾斜計設置例/高速道路のり面管理
- 目的
- 斜面の変状を【面的】にとらえ、分かりやすく効率よい監視体制を実現
高速道路の切土のり面(特に長大のり面)の維持管理において、
道路からのり面上部の状況を確認することは困難です。
パトロールカーを道路脇に停車させ、上部へ登って作業するとなれば時間も
かかり、通行車輛への配慮も必要となります。
そこで、のり面の広範囲へ安価なセンサをばらまくように多数設置し、各センサの計測データを
無線通信で集約することにより、斜面の変状を【面的】に捉えることを可能とした
『ばらまき型傾斜計』を提案致しました。
管理をシステム化することにより、少人数で多くの現場を効率よく管理でき、
変状をいち早く把握し、早期の対策につなげることができます。
設置例
データロガー・通信機・雨量計
センサ(無線部+検出部)
荷重計とセンサ
伸縮計とセンサ