地すべり自動監視システム

目的
地すべりの挙動を常時監視し危険度の変化を知らせます

写真:地すべり自動監視システム

静岡県門島で、河川を見下ろす段丘面の茶畑で”地割れ”が見つかり、段丘斜面崩落の危険が心配される状況となりました。
行政は、段丘面の農地や人家の被災、及び河川への土砂崩落による河道閉塞の可能性が高いと判断し、当社の地すべりの自動監視システムを導入していただきました。

状況・課題

地割れ発見から3日後には技術者が現地に入り、数日のうちに伸縮計を中心とした自動監視システムを構築し、運用開始しました。

■弊社導入機材…伸縮計,警報器,通信装置など
■弊社導入サービス…クラウドモニタリングサービス

成果

人的被害ゼロに貢献

早期に監視システムを構築し、観測開始できたことにより、変状の初期段階からの観測値が得られ、地すべりの進行状況を確実にとらえ、危険度を正確に把握することができました。
危険度情報を関係機関に提供することで、現場への避難勧告や下流住民への避難準備情報発令に役立ち人的被害ゼロに貢献しました。

システム詳細

主な機能 / 特長

短納期かつ簡単にシステム構築
弊社は、可搬性に優れた小型の通信システムと多様な観測装置を製品化すると共に、専用のネットワーク技術を持っており、どの様な現場でも 【短納期・簡単】に観測システムを構築できる体制を整えています。

電源のない場所でも安心
弊社の製品群は電池やソーラーパネルによる連続運用を前提とした設計であり、設置場所を選びません。

独自クラウドサービスも提供
現地機器の観測値をリアルタイムでデータサーバーに収集してWebで情報発信する独自のクラウドモニタリングサービスも提供しており、防災活動に広くご利用いただいています。

写真:設置状況

設置状況

写真:設置状況

設置状況

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